カラの会員の皆さま、そしてご支援くださる皆さまへ。 新年明けましておめでとうございます。 昨年中は多くのご支援やあたたかいお励ましのことばを頂戴いたしましてありがとうございました。 本年も宜しく願い申しあげますとともに、みなさまのご多幸と健康をお祈りいたします。 さて、12月8日のヤマハホールでのコンサートを無事終え18日にマリ活動現地へ参りました。 日本の気温と比較になりませんが、予想に反してこちらの今年の冬はカナリの寒さです。夕方から焚き火で暖を取るような状況です。 冴え冴えとした夜空にちりばめられた星が美しく輝いています。明け方は南十字星を見ることが出来ます。 今年のトウジンヒエ、トウモロコシ、ゴマ、ササゲ等の収穫は非常に悪く、ネリカ米は当地域では全滅でした、これに反して良好なのはコットンだけでした。 1月現在、未だ収穫は完全に終了していませんが、村によっては、コットンの計量が行われています。 2011年10月から始まったカラの新事業も順調に進んでおります。 スウバ村診療所の建設が始まりました。4月中旬の完成を予定し、2012年4月29日に落成式の予定ですがこの日はマリの大統領選挙の日で変更する必要があるようです。(写真上) 識字教師研修会では初級クラスは1月1日も休まないで研修をしております。 上級のフランス語コースは基本的に土・日曜日だけのコースです。 両コースともカラが参加の許可を出している人だけの研修会ですが、非常に人々に受け入れられ、ボランティアとして両コースに参加している人もいるほどです。 そして3月末には識字教室が10カ村へ建設されます。 学校の全く無い、子供が非常に多いソモノダガ村へ先日行って来ました。 コニナ村から13kmニジェール河畔に行き、景色がとても美しい村でした。村では全員が字を読めなく書けないそうです。識字教室の建設に期待を寄せ、教師も初級コースで識字教師になる研修中です。 顔をドロだらけにした子供たちがニジェール河で魚とりをしていました。河が増水すると家の近くまで水がくる村です。(写真下)
助産師3人の育成中です、彼女たちは2012年12月に研修を終えてそれぞれの村へ帰ります。その頃は皆さまのご協力で3カ村に産院が完成している予定です。なんとも嬉しい年になりそうです。
本年も折にふれHP上でもご報告いたします。 (文責 村上 一枝)
アフリカンフェスタ(12・13) むさしの青空市(13) 2011年11月12・13日
岩手県立盛岡第二高等学校文化講演会にて講演を行ないました。 カラの資料を基に生徒さんたちが作成したカラの事業説明が、 校内に展示されていました。
2011年3月11日の東日本大震災の発生により、尊いお命を亡くされた方々のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、各地で多くの被害を被ったみなさまにお見舞い申し上げます。 カラには東北・関東方面にも活動をご支援くださる多くの方がいらっしゃいます。 過去には、今回不幸にして被災された地でマリでの活動について何回となく講演させていただきました。 その折に真剣にお聞きくださり、多くの質問をいただき、親しくお話を交わした方々は今どうしていらっしゃるかと思いを巡らしております。 今回発行いたしました「からばす25号」に文章をお載せくださった生徒さんの宮城学院でも毎年お話をさせていただきました。 学園祭の折にお目にかかった生徒さんたちの元気なお姿が思い出されます。 今回の日本の大災害に対してカラの支援先のマリ共和国クリコロ県トゥグニコミュン31ケ村の人たちや現地のカラスタッフからのお見舞い文が送られて来ましたので、日本語に訳し、要約してお伝えいたします。 「長い間私たちをご支援してくださっている日本の方々が『地震と津波』により大規模な災害に見舞われ、非常に多くの人が亡くなり、被害を被ったことを知り、トゥグニコミュン全住民、カラ現地スタッフは非常に悲しみ、心を痛めております。 私たちは、3月18日に村のモスク(イスラム寺院)で日本のみなさんが不幸に耐えて勇気を持ち、再び安定した国と人生を迎えますことをお祈りしました。どうか、みなさんお体を大事にして下さい。神のご加護がありますように……。」 自然の中で生きている私たちは、その脅威を跳ね除けることは出来ませんでしたが、再び立ち上がれる強い力を持っていると信じます。 長い期間が必要と思いますが、一日も早く以前の美しい町を取り戻し、穏やかな生活を送ることの出来る日々がくることを祈っております。
2011年3月31日 特定非営利活動法人 カラ=西アフリカ農村自立協力会 東京事務局一同