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              機関紙 「からばす」19号から

巻頭言(継続は力)  在マリ大使館が開設  3NGOパネル討論会  現地活動報告(1)  (2)  (3)  (4)  (5)
  マリ現地 活動報告(その4)  (平成19年11月〜平成20年3月) 
  
  コニナ診療所2007年の来院状況

 コニナ診療所が開設されて4年が経過しました。

 2007年の来院状況について看護師のシディが下の表を纏めました。患者さんは、コニナ村を中心に28カ村から来院していました。人々が病気になっても、診療所への距離的な問題は別として、経済的な事情、また伝統治療をかたくなに守っている人も多く、必ずしも診療所へ治療に来る人ばかりではありません。 

 特に妊婦では、出産に対する夫の理解不足、農産物の収穫量の減少による収入減、雨期による道路の決壊、その他色々な都合で自宅出産もまだ多く見られます。妊婦の定期検査へは、出産した妊婦の89人中28人しか来ていません。検査費用は、無料とマリ共和国で決めていますが、やはり啓蒙が不充分と考え、もっと多くの妊婦が参加するようコニナ診療所スタッフは、毎月数カ村を廻って村の女性たちへ啓蒙しています。

年間来院数

年間出産数

来院者

地域数

  主な病名

女児

男児

一般診療

157人

28ケ村

マラリア、喘息、下痢、他

産 院

44

45

89人

17ケ村


 2008年4月からモバ村産院も開設され、昨年1年間バマコの診療所で助産師としての研修を受けたアワダンバが働きます。しかし助産師だけでは不充分であるという意見が出て、看護師を雇用することになりました。コニナ村と同じような診療所になりますので、地域の人たちへはとても便利になります。また啓蒙がより活発に行なわれると思います。コニナ村の看護師のシディはトウグニコミュンの予防接種責任者に任命され、コミュンから給料が支払われるようになりました。


モバ村産院

母親と新生児用のベッド